今回は副会長になった人のエピソードを語っていきます。
「何でも屋」とも称される副会長職!実態は?
会長のサポートがメインとはいえ、委員会の日程調整や、歓送迎会の幹事、司会、集金や、会長の代理として、会合や地域で催される講演会、式典への出席など、様々な業務を、副会長同士協力してこなしていました。
また、専門部で問題が起きた場合も相談に乗ったり学校に掛け合ったりということもしていました。
面倒見がよく情報通なベテランがいれば心強い
私が知っている副会長の方は、自身もお子さんと同じ小学校出身で、地域の情報にとても詳しく、執行部、専門部ともに経験しているベテランでした。
そんな方と一緒に副会長ができたら、執行部、専門部、共に円滑に進むと思います。
活動を熟知しているので余裕があり、相談も親身に乗ってくれて、本来出席しなくてもいい専門部の会合にも顔を出して励ましてくれました。
会長、そして部長次第で負担が変わる
副会長は2~3人ほどで構成されていて、私の学校では会長のサポートのほか、専門部のサポートも行っていました。
前回「会長は何も知らなくてもできる」と書きましたが、それはその分副会長の仕事が増えるということです。
ですので、会長が副会長に代理を頼むことが少なければ、副会長の仕事は楽になります。
専門部のサポートは、部長次第です。
専門部では部長を1人、副部長を1人選出して、副会長と連絡を取り合ったり、委員会に出席したりするのですが、くじ引きやじゃんけんで決まったやる気のない部長だったりすると、場合によっては、副会長が専門部に介入して仕切らないと回らない事態におちいったりします。
介入しだしたらキリがない
副会長の仕事は明確な線引きがないことがほとんどなので、どこまでサポートすべきかを決めないと、どんどん仕事が増えてしまう可能性があります。
ベテランの方だと、仕事ができてしまうがゆえにその傾向があり、例えば、部長の場合「副会長がほとんどやってくれたからよくわからない」と、次年度の引継ぎもできないまま任期終了、ということもありました。
誰かが楽をしている時は誰かが頑張っているんですよね。
未経験で副会長になった場合は?
年度によっては未経験、または経験が浅い保護者で構成される時もあります。
先にベテランがいれば安心と書いておいてなんですが、経験がないならないなりにやってみるしかありません。
引継ぎの段階で、前任者と接する機会がありますので、連絡先を聞いておき、わからないところは都度相談しながらやっていけば大丈夫だと思います。
それが難しい場合でも、最低限の引継ぎ資料はあるところがほとんどなので、それに沿って業務を行っていれば、あとはやりながらなんとかなるものです。
経験の浅い者同士が組む場合の良い点もあります。
それは面倒なしがらみに付き合う必要がないところです。
ベテランの中に混じって仕事をするのは安心ですが、細かく口出しされてしまう場合もあり、それにとらわれるとやりにくくなってしまいます。
最後に
副会長は重要なポジションではありますが、よほど非常識なことをしない限り、基本的な業務をこなしていければ大丈夫だと思います。地域とのつながりが強い学校だと、ある程度把握できている方のほうがやりやすいので、選出の際は参考にしたいところですね。